2024/4/12
ウルトラウォーク103kmにチャレンジ!!🚶
4月6日、7日の土日に琵琶湖ウルトラウォークに参加しました。
今回の大会は浜大津スタートで坂本の日吉大社、おごと温泉と西湖岸コースで長浜市の高月のゴールを
目指して103kmを制限時間28時間で歩くという大会です。
今までウルトラウォークに何度か参加しましたが、100km越えの大会は初めてで未知の領域です。
歩ききれるのかという不安とゴールの先にあるまだ見ぬものにワクワクしながらのスタートでした。
桜の満開の時期と重なってとっても桜が綺麗で滋賀県にもこんなに桜の名所があるんやと再発見でした。
しかし、そんな事を言っていられるのも最初のうちだけで、夜になると睡魔と寒さの戦いでした。
途中、15km位おきにエイド(チェックポイント、補食ポイント)があり、深夜12時すぎに61kmのエイドに
到着したときは、既に体力の限界でリタイヤ申請している人もいて、ここからまだ42kmフルマラソンやんて思ったら、
無理~一緒に歩いているみんなの頭にリタイヤの文字がよぎってる時、1人が”今ここでリタイヤしても電車ないし、
次のエイドまで15km頑張ってみよ!夜が明けたら気持ちも楽になるかもしれへんし!”
この言葉に背中を押され、後15kmなら頑張れるかもしれない。無心で歩きました。
次のエイドに着いたら日も昇ってきて、気持ちも楽になりここまで来たら何としてもゴールしたいという
気持ちに変わりました。
最後の10kmはゴール出来たら何でもできる気がするなぁ、最後はみんなで手をつないで一緒にゴールしよう
そうやって励まし合って103km、26時間31分42秒で完歩しました。
ひとりだったら多分完歩出来なかったと思います。
一緒に励まし合って、苦しい時やゴールの喜びを分かち合える仲間がいてのこその完歩だと思います。
ホントに仲間に感謝です。
そしてそんな仲間に巡り会えた事が私の宝物です。
人に大会に出ると話すとお金を払って夜通し歩いてそんなしんどい思いして何が楽しいの?とよく言われます。
自分でもよくわかりません。何でこんなしんどいことしてるんやろーと後悔しながら歩いています。
でもゴールした瞬間の達成感が忘れられず、また今よりも厳しい大会にチャレンジしたくなります。
以前大会で知り合った一人で参加している年配の女性の方が今回の大会でもお会いできて、
”私、もう後期高齢なの 50kmでリタイヤするわ”って仰っていましたが、見事にゴールされていました。
凄いです!自分が75歳になった時に果たして100km完歩できるのだろうか?って考えたら
まだまだ足元にも及びませんね。